任意売却について

住宅ローンに困ったときのあなたの街の相談窓口

名古屋 千種 相談窓口の田代です。

 

◎住宅ローンの滞納で困ったとき、

任意売却という1つの選択肢がございます。

 

でも滞納前や滞納初期段階である方は

任意売却以外の選択肢も複数あるので

任意売却以外の選択肢についても

十分に検討する必要があります。

 

今回は、任意売却について詳しく解説します。

 

任意売却とは、住宅ローンの返済が滞った場合に、

融資を受けた金融機関との合意の上で

不動産を売却することを言います。

 

任意売却の他に不動産を売却する方法として、

競売という言葉を聞いたことのある方は多いと思います。

 

住宅ローンを滞納すると、

金融機関は残った住宅ローンの残債全額を

一括で返済するよう要求してきます。

 

その際に一括返済できない場合、

金融機関が担保に取っている不動産を

強制的に売却する方法を競売と言います。

 

任意売却と競売は異なる売却方法ですので、

2つを混同しないよう注意しましょう。

 

 

その任意売却には、

注意すべき点がいくつかあります。

 

1つ目の注意点は、

任意売却をすると一定期間ブラックリストに載ってしまうことです

 

基本的には5年間ブラックリストに掲載され、

この間は新たにローンを組んだりカードを作ったりはできません。

 

2つ目の注意点は、

債権者の同意が必要であることです。

他に、連帯保証人の同意も必要となります。

主債務者が勝手に任意売却することはできません。

 

3つ目の注意点は、

売却できる期間に制限があるということです。

競売にかけられるまでに売却する必要があります。

そのため買い手がなかなか見つからない場合は

任意売却できない可能性もあるでしょう。

 

さらに、

4つ目の注意点は、

任意売却をサポートできる不動産業者は限られるということです。

任意売却は一般的な不動産業者では扱えません。

債権者との交渉などの任意売却に関する専門知識や経験を

持たない業者を選んでしまうと失敗する可能性が高くなります。

任意売却では、業者選びがとても重要だということを覚えておきましょう。

 

5つ目の注意点は、

無事に任意売却で不動産を売れたとしても、

残債が残ればその残った分の返済は続くということです

その返済方法は、基本的に毎月返済が可能な額の返済プランで

長期間にわたって返済していくことになります。

 

ということで、

今回は任意売却の基礎知識や注意点について解説しました。

あくまでも任意売却は住宅ローンの滞納が、

6か月連続で続いた場合の最終手段であることを覚えておきましょう。

 

滞納前や滞納しても早い段階であれば、任意売却以外の選択肢が複数あります。

できるだけ早めに適切な行動をとることが大切です。

 

手遅れになる前に、住宅ローンの返済が厳しくなってきた段階で

我々住宅ローン返済支援エージェントに相談してください。

相談者の要望を客観的な立場で統括的にサポートします。