解決事例その1

今日は、実際にあった解決事例のお話をします。

Aさんは中堅企業に就職し、奥さんと子ども3人と仲良く暮らしていました。

しかし、会社の業績が悪化してきて、そこからは年度が変わる度に給与が下がり、ボーナスもカット。

そして、ついにリストラが始まっていったらしい

ベテランだったAさんもその対象になり、給与が年収ベースで150万円も減ってしまいました。

同時期、上のお子様が大学へ進学、2番目のお子様が私立の高校へ進学と、進学費用も重なりました。

2年後には、一番下のお子様の進学も控えています。

奥様もパートで家計を支えるものの、生活は厳しくなっていく一方です。

カードローンで借入れをしても追いつかず、追いつかないどころか、カードローンの金利が膨れ上がり、

ついには住宅ローンの返済も厳しくなってきたということで「このままでは競売になってしまう」という不安の中、ご相談に来られました。

ご相談に来られたAさんは、

「家族みんなでこれからも今まで通りこのマイホームに住み続けたい」

という希望をお持ちでしたので、そこで、

1住宅ローンの借換で毎月の返済額を抑える、

2自宅を残して借金を減らせる個人再生、

3任意整理で金利負担を減らす、

4リースバックで住み続ける etc

住み続けることを前提に色んな視点から検討していきました。

結果、その時のCさんの状況で取り得る手段の中で、

リースバックが一番成功する可能性が高いということになり、Aさんもそれで進めて欲しい。という話になりました。

また同時に、カードローンの借入分に関しては、任意整理手続きをすることにより、毎月の返済総額を減らすように整理することになりました。

そして

銀行や役所に連絡を入れて手続きを進めると同時に、

投資家さんにも物件の紹介していきました。

まもなく買い手が見つかり、Aさんは、7万円の賃料を毎月支払って行く形でそのまま住み続けることが叶いました。

これで、毎月の住居にかかる費用を抑えることができて、家族みんなも今まで通りこのマイホームで生活を続けたいという希望が叶いました。

また、カードローンの借入分に関しても、毎月の返済総額が10万円から4万円代に減らすことができました。

Cさんからは、リースバックで引越しなくても良くなったしカードローンの借入分の任意整理手続きも同時にすることができて、本当に気持ちがすっきり再スタートが切れそうです。

と喜んでいただきました。

ということで、

多重債務の返済に行き詰まった時、その解決の第1歩は相談することです

まずは相談することから全ては始まります。

どうぞお気軽に田代までご相談ください。

お待ちしております。